【訪問時期:2013年9月】
タイのバンコクにきたらまずカオサン通りを目指すというのが、バックパッカー旅をする人の定番中の定番です。
ゲストハウス、安宿、屋台、マッサージ店、土産物屋となんでもそろったこの通りは旅人の心を満たすんだとか。
そんなことからカオサン通りはバックパッカーの聖地ともいわれ、世界中から多くの旅行者が集います。
バックパッカーになりたてだった自分も、その例にもれずタイのバンコクに来たらまずはカオサンに行くもんだと思い、ベタにこの場所にやってきました。
食事は非常に安く、数百円で屋台料理が食べられます。
タイ料理でおなじみのトムヤムクンもいただけます。自分にはクセが強すぎましたが。
宿探しにしても、安宿がたくさんあるので適当に回ればすぐ宿を見つけられます。
それこそ1泊2~300円程度のところもあるので、とことん安く済ませようと思えば済ませられます。
カオサンの町は常に祭りのような雰囲気。
通りを歩きながら露店の串焼きを食べたりして、楽しむことができました。
確かに何でもあって楽しいんだけどなんか違う感じもする
カオサンに来て最初は、確かに有名なバックパッカーの聖地に来ているんだという嬉しさのようなものがありました。
単純にぎやかで楽しいし、日本人旅行者も多くいて何か安心感すら感じます。
だけど、だんだん何かが違うような感じがしてくるんです。
旅行者はみんな、あのタイの民族衣装っぽい、なんていうんですかね。シャワシャワのスカートみたいなやつを履いてるんですよ。
さらに、みんなでおんなじ宿に泊まって、みんなでご飯を食べて、みんなで街歩き・・・・
ここカオサンで旅行者が楽しんでいることは正直タイに来なくてもできることです。
もっと現地の人と触れ合ったり、そこにしかない風景を見たかったりした自分の目にはカオサンは少し奇妙な光景に映りました。
カオサン通りは作られた旅行者の町な気がした
不便のないぐらいの安宿、屋台、レストラン、土産物屋、コンビニ。
多数の旅行者がいる安心感。物価の安さ。このなに不自由ない雰囲気。
ぶっちゃけ、カオサン通りは作られた旅行者の町って感じがしました。
だから、個人的にカオサンには長居しないほうがいいんじゃないかと思います。
現地に根ざしたような旅をしたい人は特に。
タイには、他にもいいところいっぱいあるみたいですし(特に地方とか)、カオサンはさくっと抜けてそういうところにいくのがいいんじゃないのかなと思います。