【訪問時期:2013年10月】
トルファンはぶどうの産地として有名ですが、同時にそのぶどうを利用した干しぶどう作りが盛んに行われています。トルファンの市街地には交河故城という遺跡があるのですが、今回そこへ向かう途中、偶然にも干しぶどう作りの現場を通ったので見学していくことにしました。
トルファン市街地へ
街の喧騒とは離れたトルファンの市街地にやってきました。
この辺りまで来るともうほのかな田舎町という感じです。
この辺りは主に農業を営んでいる地域で、これはぶどう畑です。
干しぶどう作りを見学
歩いていると気になる建物がありました。
泥とレンガで作られ、穴があいています。いったい何の建物でしょう。
建物の中をのぞいてみると、なんとぶどうが干されてました!
中を見学させてもらいました。
建物の中はこんな様子。
泥とレンガでできたこの建物はぶどうを乾燥させるための建物でした!
建物に均等に隙間が空いているのは風通しを良くするため。よく考えられているな~。
干しぶどうをいただきました。
甘さが凝縮されていておいしい!保存料も何も使ってないほんとの干しぶどうです。
夏になると気温が高く乾燥しているトルファンは干しぶどう作りに絶好の場所だったというわけですね。今回はその干しぶどう作りの現場を見ることができて良かったです。