今回は実際に世界一周したときの持ち物リストを紹介していきます。
何カ国も渡り歩くような長旅ということで、なかなか何を持っていけばいいのか悩みどころだったのですが、とりあえずはこの持ち物で旅をしてくることができました。
ほんとは全部写真つきで詳しく解説していきたいところなのですが、長くて分かりにくくなると思ったのでリスト+簡単な解説でざっと進めていきます。(本当は世界一周時に持ち物の写真を何も撮っていなかっただけ)
当時は学生で旅行期間は半年だったので、そんなことも念頭に参考にして頂ければと思います。随時商品やサービスなどのリンクも貼っておくので、気になる方はそちらも併せてチェックしてみてください。
バッグ類
まずはバックパッカーということで、バック類について。
バックパック
ノースフェイスのテルス45Lを持って行きました。世界一周が終わるまで特に破れたりすることもなく活躍。主に衣類などかさばるものをしまいます。よほどの長期の旅か大柄な人でなければ、このぐらいの中型サイズがちょうどいいと思います。バックパックはレインカバーつきのものを選びましょう。基本的にはどのバックパックにもついているとは思いますが、もしなければ別途購入を。
サブバッグ
私の場合は元々日本で普段使いしていたL.L.Beanのリュックを持っていきました。
こちらリュックも世界一周ラストまで活躍。サブバッグは普段使っているリュックサックでもいいと思います。ただサブバッグは街歩きにも貴重品や電化製品など比較的高価なものをしまうので、あまりペラペラなものにはしないほうがいいかと思います。
移動時はこちらのサブバッグを前に担ぐような格好になります。
街歩き用リュックサック
街歩き用のリュックサックも持っていきました。こちらはバックパックの中にしまえるくらいのコンパクトなものがおすすめ。
ウエストポーチ
旅行者丸出しという感じですが一応持っていきました。その日使うお金などを財布とともにいれていました。ひったくりやスリに狙われやすいのでそこは注意。
貴重品・お金類
つづいて貴重品やお金類などについて。これらがあれば世界一周はなんとかなります。
パスポート
5年用の青色パスポートを持って行きました。保護のため透明のカバーをつけていました。特に増補はしませんでしたが、30カ国ほど行ってもまだ余裕があります。パスポートは紛失に備えて紙のコピーも持参すると〇。
現金(USドル)
US500ドルを。小額紙幣も用意しておくと〇。UFJの外貨両替で普通に両替して準備しました。
基本的にはクレカをなくしてしまったりとか、そういう緊急時用にとっておきますが、ドルから現地通貨に両替したほうがレートがいい国なんかでは両替に使います。ウズベキスタンとかアルゼンチンとか。もし現地通貨との両替で使ってしまった場合は、どこかでドルを補充しておきましょう。
日本円もいくらか持っていったような気がしますが、ほぼ使いませんでした(笑)。ドルがいかに強いかは世界を回るとわかります。
クレジットカード
4枚持って行きました。支払いやATMでお金を引き出すのに使います。ネットで航空券を買ったりするのにも使うので、クレカは必須ですね。3~4枚は欲しいところ。
クレカの国際ブランドは基本的にVISAで揃えておくのがいいと思います。世界シェアトップなので大体どこの国でも使えます。もう1枚MasterCardもあると安心かなという感じ。
それ以外の国際ブランドだと使える場所が限られてくるので、バックパッカーの世界一周ではちょっと選択肢から外れるかなあと。
下記記事も参考に。
国際キャッシュカード
クレジットカードの予備として新生銀行の国際キャッシュカードを持って行きました。銀行のキャッシュカードの海外で使えるバージョンみたいなものです。ですがクレジットカードのほうでATMからお金を引き出せたので結果的には使いませんでした。
財布
一応スキミング防止機能つきの財布を持って行きました。盗られてもいい用の財布もあると万全。
保険証書
加入した海外旅行保険の保険証書を。損保ジャパンの長期旅行者用の保険です。
保険証書を持っていかなくても補償は受けられますが、持っておいたほうが仮に保険を利用することになった場合に手続きがスムーズに進みます。
証明写真
ビザの申請などでなにかと使う機会がありそうだったので、証明写真をあらかじめ作って持って行きました。海外でいきなり証明写真を撮ろうと思っても手間取るので、日本にいるうちに作っておいて良かったです。
免許証サイズとパスポートサイズを何枚か用意しておくと〇。海外では証明写真機で撮ったとか気にしないので、アプリなどで自作したほうが安上がりです。最近だったらこんなサービスがいいんじゃないでしょうか?
予防接種証明書&イエローカード
日本で予防接種を受けた際にもらった予防接種の証明書を。予防接種の証明書をもっておけば、海外で病院に行く際に話がスムーズに進みます。
また、黄熱病の予防接種証明であるイエローカードも持っていきました。
国際学生証
学生だったので国際学生証を持っていきました。観光地などで割引が受けられるので、ぜひ発行していきましょう。以前は物理カードでしたが、現在はバーチャルカード式になったようです。
国際運転免許証
もしかしたら運転するかもしれないと思って作りましたが、結局一度も使いませんでした。
電化製品・ガジェット類
電化製品・ガジェット類などはこちら。
全部1から買うと高くなるので、持っている物を活用しつつ、足らないものを買い足していきましょう。
ミラーレスカメラ
オリンパスのPEN mini E-PM2。オリンパスのカメラおすすめ。
ミラーレスカメラを1から買う際は普通のレンズと望遠レンズがセットになったものを買いましょう。撮れる写真が全然違ってくるので。ダブルズームキットのような表記で販売されているものです。
コンパクトデジカメ
移動時の撮影はコンデジが楽です。あとコンデジは音が消せるので、音を立てたくないときの撮影に向いています。これが一番大きなメリットかもしれません。今どきのスマホの画質はコンデジを超えますが、日本のスマホだとシャッター音が鳴ってしまうんですよね。
スマホ
日本で使っていたギャラクシーのスマホを持っていきました。シムフリーのものだと海外でもsimカードさして使えます。シムロックされているなら、解除していおきましょう。
あと日本を出る前にスマホの契約は見直しておきましょう。いっそ解約して世界一周中に一切料金を発生させないようにするのもいいですが、帰国した際に以前使っていた電話番号がつかえないのは結構困ると思います。
私の場合は契約会社が一時利用停止と電話番号保管のサービスを提供していたのでそれを利用しました。スマホのシム自体は空にして世界一周に持っていった感じです。
もし自分の契約会社が電話番号保管サービスなどを提供していない場合は、格安シムなんかに乗り換えて番号を維持するのも一つの手です。
ノートパソコン
でっかいVAIOのノートパソコンを持っていきました。普段使っていたものを持っていきましたが、15.5型で約3キロと私の荷物の中で一番重かったですね笑。
予算に余裕があるなら、軽い物を購入してもいいかもです。衝撃吸収カバーも忘れずに。
タブレット
Fireタブレットを世界一周用に調達。ガイドブックを見たり、本を読んだり、映画を見たりと中々活躍してくれました。
ウォークマン
普段使っていたものを。旅に音楽は欠かせない。
ポータブルHDD
撮った写真などのバックアップにHDDは必須です。バックパッカー旅なので耐衝撃性能があるものにしましょう。自分はバッファローの1TBにしましたが、今は動画なんかも撮ったりすることを考えると2TB以上はあったほうがいいのかな?と思います。
SDカード
カメラを持っていくならSDカードも必要。壊れたり紛失したときのことを考えて、2~3枚もっておくと安心。今は大容量も安くなったのでいいですね。
USBメモリ
旅先で何か印刷したりするときに使えます。
変換プラグ&電源タップ
日本の電化製品のプラグを海外のコンセント形状に合わせるためのマルチ変換プラグと海外の電圧でも使える電源タップ。
ROAD WARRIORシリーズは世界一周旅行者御用達です。
下記記事も要チェック。
モバイルバッテリー
持ってたものを。長距離移動時の充電に役立ちます。
予備のケーブル
USBケーブルなど。持っていくものに応じて。
腕時計
G-Shockを持ってたので、それをつけていきました。世界基準で時計を合わせられたので便利でした。
ライト
宿で消灯後動いたりするのに役立ちます。
本・筆記類
つぎは本や筆記類。このあたりからはお好みで。
ガイドブック
地球の歩き方。はじめに回る予定だった東南アジアと中央アジアを持って行きました。
世界地図帳
地理関係を把握するのに。移動時の勉強&暇つぶしにもなります。
コンパクト世界地図帳 (地図 | マップル) 単行本(ソフトカバー) – 2012/1/16
ノート・手帳
旅日記やコミュニケーション用に。現地でも調達できます。せっかくの世界一周なので旅日記は毎日つけたほうがいいと思います。
ペン
日本のペンはやはり品質が良し。
語学帳
一応指さし会話英語版を。
旅の指さし会話帳mini 英語 文庫 – 2009/12/6
日用品・消耗品
つづいて日用品。日用品は量が増えがちなので減らしたほうがいいんじゃないかと出発前は思うかもしれませんが、とりあえず持って行ってみてから判断してもいいと思います。
医薬品
飲み薬や絆創膏など。いつも使うものを中心に。旅はおなかを壊しやすいので、整腸剤があると便利。
歯ブラシセット&歯間ブラシ
トラベル用歯ブラシセットとかでいいかと思います。歯間ブラシは巻き取り式のものが旅では便利。
タオル
ごわごわの普通のタオルと、速乾のスイムタオル。スイムタオルはちょっとシャワーを浴びるときなんかに非常に便利。
シャンプー&石鹸
お好みのものを。なくなったら現地で買えます
眼鏡
予備も持って行ったほうが安心です。1つしか持って行かなかったのでけっこう不安でした。
コンタクト
1dayを3か月分
耳かき
お好みのものを。100均でOK。
ひげそり
お好みのものを。
むしよけ
宿の部屋に蚊がいたりするときに使いました。アースの部屋にシュッとするのが大変便利。
トイレットペーパー
東南アジアなどではトイレにペーパーが付いてないので。鼻噛みにも使える。
日焼け止め
日差しが厳しい地域もあるので日焼け止めは持ってきたほうがいいです。お好みのものを。
つめきり
お好みのものを。100均でOK。
ソーイングセット
バッグなどの補修に役に立つ。100均のでOK。
アイマスク&携帯枕
飛行機やバスなど移動時に役立ちます。こだわりなければ100均でOK。
ポケットティッシュ
荷造りした後バックパックの空いたスペースに詰めておきましょう。
洗濯紐&洗濯ばさみ&粉洗剤
宿での洗濯、干す用。
ライター
宿のキッチンコンロは着火式のことが多い。100均でOK。
折りたたみ傘
コンパクトなものを1本
カラビナ
バックパックにちょっとした荷物をひっかける。100均でOK。
巾着袋
荷物の整理用に。シャワーに行くときの貴重品袋としても役に立ちます。大中小それぞれサイズを用意しておくと便利。素材はナイロン推奨。
圧縮袋
手だけで圧縮できるタイプのものを。巾着袋だけでもある程度圧縮できるのでお好みで。
スマホ用防水袋
水遊びなどでも貴重品を濡らさずに持っておける。あまり使わず。
マルチツール
ヴィクトリノックス。ビールの栓を抜いたり、ワインを開けたり、果物切ったり、本当に何でも役に立つ。これから世界一周に行く全ての人に持って行ってもらいたいですね。
衣服類
衣服類はこちら。
比較的暖かい時期を中心に旅していたので、あまり多くありません。基本的にはいつも同じものを着ていました。笑
Tシャツ
2~3枚。現地でも調達できます
下着
3着ほど
靴下
2~3足
スボン
長短1枚ずつ。ジーパンが強いかな。
パーカー
1枚
ダウン
ユニクロのウルトラライトダウン。これひとつで大体何とかなります。コンパクト。
水着
たまに海などに入ることもあるので、水着は必ず持っていきましょう。
サンダル
暖かい国では水陸両用のこういったサンダルを履いていました。普通の靴の感覚で歩き回れて便利だったので、持っていって良かったと思います。
つま先がきちんと保護されているものを選ぶことがポイントです。また、宿に泊まった時に使う用のビーチサンダルも持っていくといいです。
防犯対策グッズ
貴重品や荷物を取られたら困るので防犯対策はしておくに限ります。
南京錠
TSAのもの3つと100均のもの2つほど。バックパックやサブバッグのファスナーに取り付けて開けられなくするために使います。何もないのと比べれば、南京錠がついているだけで盗難やスリに対して抑止力になります。
一応TSAの南京錠であれば、荷物への施錠が禁止されているアメリカの空港でも荷物に鍵がかけられます。その他、宿のセルフロッカーの施錠なんかにも使います。
ワイヤーロック
ワイヤーを必要な長さに伸ばした状態で固定できる代物です。2つ持っていきました。
宿のベッドにバックパックをくくりつけたり、空港や駅でトイレに行く際にベンチにバックパックをくくりつけたりと、おもに自分の荷物から目を離す際に丸ごと荷物が泥棒されるのを防ぐために使います。
マネーポーチ
定番グッズともいえるマネーベルト。パスポート、予備のクレカ、現金などを入れて、腹巻のように服の下で巻いておきます。位置は腹というよりも、ズボンの下の腰の位置あたりがいいでしょう。薄くてかさばらないタイプのものがいいでしょう。
マネーベルトは邪魔くさいとか結局使わなかったといった意見もありますが、少しでも治安面に不安がある場合は、多少面倒でもつけておいたほうがいいと思います。
途中で購入したもの
はじめは持っていかなかったものの、途中で購入したものもあります。
アウトドアジャケット
ヨーロッパに行ったあたりから寒くなってきたので購入。
寝袋
現地で小さくて安いのがあったので購入。
以上になります。もしかたら忘れてる物もあるかもしれませんが、とりあえずほとんどのものは書き出せたのではないかと。笑
ぜひ世界一周の持ち物選びの参考にして頂けたら幸いです。
ちなみに、これらをパッキングして、後ろに背負うバックパックで大体10キロぐらいの重さだったと思います。他の旅人からは「荷物少ないね!」とよく言われていました。
自分ではけっこう多く持っていっているつもりだったのですが、それほど多くなかったのかもしれません。パッキングがうまかっただけ?