【訪問時期:2013年10月】
キルギスは中国の西に位置する国です。日本ではなかなかなじみのない国なのではないでしょうか。乗り合いタクシーに幾度か揺られながら、中国ーキルギスの国境であるイルケシュタム国境を乗り越えて、ついにキルギス側に出ることができたところから旅のスタートです。
一般の旅行者が落としてくれるくれる金は彼らには大きな収入源。でもドライバーは一人。そりゃもめますよね。でも早くしてほしい・・・。
しょうがないので国境周辺を探索しつつ待つことしばし、ようやく出発することができました。タクシー料金は結構ぼったくられていましたが、もう疲労していたので乗り合いのメンバーみな了承しました。
というわけで、イルケシュタム国境を出発し峠を下ってオシュの街を目指します。
ここイルケシュタムの峠は、なんだかんだ天山山脈のふもとのあたりに位置しているので、周りを見渡すとそれはもう絶景絶景です。日本では味わうことの出来ない景色が広がっています。
いきなり目の前に羊の群れ&羊使い。こんな光景もこの土地ならではという感じですね。
周りの景色は絶景で最高でしたが、このシェアタクシーの運転手、なぜか途中でレストランに立ち寄ります。流れ的にまあ食事をとりますよねこちらも。まあお金を落としてほしいということでしょう・・・。
その後も何時間か車を走らせ、夜も真っ暗な頃オシュの街に無事到着しました。何気にキルギス第二の都市です。
車はそのままゲストハウスの前に泊まってくれました。きっと知ってる場所なんでしょうね。アパートの一室を使った民泊系?のゲストハウスでした。
なんだか・・・いや確実に怪しいにおいのプンプンするゲストハウスでしたが、とりあえずこの日はここへ泊りました。
オシュには滞在する予定はなかったので翌朝、首都のビシュケクに移動することに。奥に見えるのはオシュの名所アラ・トー山。
ビシュケク行きの乗り合いタクシーの乗り込むも案の定出発しない・・・。どうやらこの国では、車の中が満員にならないと出発しないみたいです。
なんということか旧社会主義国・・・と思いながら、何時間も待ったあげくようやく出発。朝7時くらいに乗り込んだのに、結局出発したの昼過ぎでした。
何時間も車を走らせビシュケクに到着したのはまたも夜遅く。でも相変わらず車の外の景色はきれいでした。