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パリに行ったら署名詐欺に注意しよう

フランス

パリを訪れたとき少し不可解な経験をしました。

パリにはルーブル美術館、エッフェル塔、凱旋門などなど有名な観光地が多々ありますが、そういった場所には決まってこちらに英語で話しかけてくる人たちがいるんです。

ちょっと今回はそういう人たちに対して注意をしてもらいたいなと思ってこの記事を書きました。

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「Do you speak English?」と声をかけてくる

やはりパリに来たということで私は超有名観光地であるエッフェル塔を訪れていました。

エッフェル塔に来ると大体こんな感じでチケット売り場にこんな感じで長蛇の列ができているのでここに並ぶことになるのですが、この時でした。

「Do you speak English?」

一人ないし、二人くらいだったでしょうか?少しインド系顔立ちの女の人に声をかけられました。突然声をかけられたのでびっくりしたのですが、旅慣れていた私は軽い英語ができないわけでもなかったので「YES」と答え少し話を聞いてみることにしました。

署名に加えて募金を要求してくる

その女の人(結構若い)は自分がボランティアをしている人間だという風なことを名乗りました。署名を集めているとかなんとか。

あまり詳しい内容はわからなかったのですが、署名を求められ紙を渡されたので署名しました(といってもこの時すでにちょっと怪しかったので違う名前で笑)。

これで終わりかな?思ったら、そのあとさらに募金を要求されました。

この時点で、私はこれは完全に怪しいなと思って、その場を立ち去りました。立ち去ろうとする私をその女の人は結構強めに引き留めようとしてきたのですが、振り払いました。

他の場所でも同様に声をかけている

「こういうのってここだけなのかな??」と思っていたのですが、別の観光地でも同様のやり方で声を何回かかけられました。

やはりこの時も最初の一声は「Do you speak English?」

なにやら観光客に向けて声をかけているみたいでした。

そもそも英語で声をかけるのはおかしい

私は不思議に思いました。

「なぜ『Do you speak English?』と英語でわざわざ観光客である私たちにやたら声をかけてくるのか?」

「ボランティアなどで署名や募金活動を行うんだったら、その国の言葉を話して、その国に人に声をかけるのが普通じゃないのか??」

どう考えてもここがフランスなら、フランス語でフランス人に声をかけるべきでしょう?

友人が同様の手口でiphoneをスられていた

別の時期にヨーロッパを旅行していた友人がなんと同様の手口でiphoneを盗まれていました。

その友人は署名をし、さらに募金までしたそうなのですがそのあと気づいたらポケットに入れていたiphoneがなくなっていたそうです。署名を書いたり、募金をしたりとやり取りしている内にスられていたみたいです。

保険のおかけで帰国後にiphoneは補償されたみたいですが、旅行期間中は使うことができなかったためかなり不便だったみたいです。

また、盗難証明のため警察でレポートを書いてもらったりしなければいけないので余計な手間も増えてしまったみたいです。

署名や募金を求めてくる人はほとんどスリや詐欺

結論づけると、このように有名な観光地で観光客に対して署名や募金などを装って英語で声をかけてくる人たちはずばりスマートフォンなどの貴重品や金品を狙ったスリや詐欺師である可能性が高いです。

だってどうかんがえても不自然ですよね・・・。自国の人間ではなく他国から来た人たちに対して、署名や募金を求めるなんて。冷静に考えるとおかしいということが分かりますよね。

まとめ

フランスを始めとしたヨーロッパを旅行する予定の方は、特に有名な観光地において今回のように英語で声をかけてくる人たちは基本的には取り合わないことをお勧めします。やり取りをしているうちに貴重品を盗られる可能性があります。

よく考えたらおかしいな?ということが旅先ではけっこう起きたりするので、いつも心の片隅に冷静さを持ちながら旅をしてもらえたらなと思います。