【訪問時期:2013年9月】
ウルムチにきたからにはウイグル族のレストランで食事をとってみたい!そう思ってウルムチではじめてウイグル族がやっているレストランに入ってみました。
ウイグル族のレストランで食事
日が暮れてきた頃のウルムチでもウイグル族が多くいるエリアの様子。ちょうど夕飯時とあって人も多く活気があふれています。
レストランの店先には肉まんや各種惣菜がずらっと並び、さらに店員が店先でシシカバブを焼いて食欲をそそらせます。。自分でこの中から食べたい料理を選んで店内で食事できるみたいです。もちろん店の中でも注文できます。
おなかもすいていたしせっかくなのでウイグル族のやっているレストランで食事をとることに。
レストラン内の様子
レストランの中はイスラムチックな内観。鏡の形なんて特に。
メニューには中国語表記があるので注文するものがどんなものなのなんとなく想像することができます。
お客はほぼウイグル族。帽子をかぶっている人もそうでない人もいました。
パオズ(包子)の中身は羊肉
手始めにパオズ(包子)を注文。パオズとは肉まんのこと。小ぶりでまとまっています。
早速食べてみると、ん?なんかいつもの肉まんの味と違う・・・
この肉のにおい・・・味・・・これは羊だ!ジンギスカーン!
そっか、、、ここはウイグル族のレストラン。基本、肉は羊肉なんですね。
食べて進めてみましたが、さすがに肉まんに羊の肉は合わない気しかしませんでした・・・
麺料理を注文
もう一つ注文していた料理が来ました。適当にこれと思った料理を注文したのでちょっと名前は覚えていないです・・・
やってきたのは麺料理。春雨?かな?卵ときくらげ、ニンジンなどの野菜が入っています。もしかしたらおかず系の料理だったかもしれません・・
食べてみると結構甘酸っぱい味付け。甘辛いのを想像していただけにまたもイメージと違った新鮮な味。
ちなみに机の上にはティッシュとしてトイレットペーパーが置かれてました(笑)
食事はお茶付き
レストランでの食事にはお茶がついてきます。肉料理とかを食べるには欠かせないんでしょう。茶はとってもおいしかったです。ごちそうさま。
番外編 ウルムチの中国料理
ちなみにウルムチにはもちろん一般的にイメージする中国料理の店もあります。こちらの利用はやはり漢族がメイン。
この店はファストフード店みたいにカウンターで注文して料理を受け取る形です。
というわけで拉麺を注文。うん、ラーメン!!
中国語で同じ「拉麺」でもウイグル族と漢族で、ものは全然違います。
中国料理のラーメンはそれは食べ慣れた味でおいしかったです。民族料理が合わなかったり、中華料理が恋しくなった人はこういう食堂を利用するといいかもしれません。
さらにちなみにいうとこの中国料理の「拉麺」はもともとウイグル料理のラグマン(ラグメン)が由来なんだとか。
ということは日本のラーメンはもともとウイグルから来ているのかもしれないってこと!?
今回の記事をまとめると、、
- ウイグル族のレストランで出てくるパオズの中身は何と羊肉!
- 食べた麺料理は甘酸っぱい系
- 食事はお茶付き
- ウルムチでは中国料理も食べられる!
ウイグル族のレストランの料理は独特な味付けでした!